先日、私の家の近所の某百貨店で、帯やバッグのイベントをやっていた。
興味が合った私は、説明を受けているおばさま様方の後ろで、
そーっと見ていて、スタッフが暇そうなときに再度出没することに決めた。
で、暫く他で買い物をして、売り場に行くと「他にお客さんがいない」
チャンスとばかり、帯を見ていた。一つは平織りのベージュの帯。
もう一つは、幾何学柄の緑とベージュの帯。
そして、一番気に入ったのは、平織りにお太鼓の部分に透かし模様の入った
ベージュの帯。暫く、手に取ったりして見入っていた。
しかーし、そこの売り場で先ほど力いっぱい説明をされていた方が
一向に私に話しかけてこない。
暫く見ていると「天然の何とかの木の皮で出来ているんですよ」。
あまりにあっさりな説明に何の木の皮かすら覚えていない。。。
私「木の皮とは珍しいですね」。おじさん「ん、丈夫で皺になりにくいんですよ」
私「そうなんですか」興味を示す雰囲気を出した。
しかし、おじさんは「平織りのは約30万、こっちの透かし模様のほうは約40万」
はぁ~。おじさんは私が買えないと判断したのか、それとも着物に興味が無い
冷やかしと見たのか、それだけ言うと自分の仕事に戻ってしまった。。。
そりゃ、買えないけれどさ。。。冷たいじゃん。
さっきのおばさん達に力いっぱい「天然の帯のメリットとか、締めやすさとか、
決して高い買い物じゃないことなど力の入った説明とはうって変わった態度。
ま、そのくらいのほうが40万を売りつけようと力いっぱい説明されても
困るんだけれど、どの地方の、どんな製品なのかくらい教えてくれたって
いいじゃん。。。もくもくと私を無視して自分の仕事に没頭するおじさんに、
(そうさ、どうせ買えないさ。。。)といじけて売り場を後にした私でした。
買えないかもしれないけれど、興味があったから教えて欲しかったんだよぉ~(TT)
ま、そんなところで、ちょっぴり寂しかったannでした。
だるまやさんなら、買えないって解っていても、興味を示すと
優しく教えてくれるのになぁ~。と言うことで、結局何の木の皮か
未だにわからない私。気になる。。。
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