しかし。。。最近カテゴリーが「病院と体調」ばかりだな。。。
さて、今日は歯医者の日。
先週の歯根破折(歯の根っこが割れたの)と思われる一件をどうにかしようと言う日。
予約の時間に歯医者さんに到着。
その後すぐ呼ばれて、患部を見てもらう。
「うーん、腫れてるな。。。」「はい、腫れてます」
そうなのだ、また腫れだしたのだ。痛みは無いけれど。
先生に「痛いですか?」と聞かれ、「痛くは無いです。腫れてるだけで」と
元気に返事をする私(そう言う問題か?)。
「じゃ、クラウン(歯の被せ物)を外して、歯の状態を確認しましょうか」
内心、待ってました!
実は、歯医者さんへの道すがら、また腫れてきちゃったの、
切開して膿を出しますとか言われたら、また長引いちゃうなぁ~。
いっそ、クラウン外して、歯根破折かどうか確認して、
破折していなければ根管治療(神経を抜く治療)をしたところを
掘り返してもらえば、膿もそこから抜けるし、破折していれば、
先に進めちゃえば良いかなぁ~なんて思っていた。
で、クラウンを外してもらう。歯が悪くなってからずっと考えていたのだが、
この歯を治療したのは1981年だったような。。。
某大学の歯学部の病院で治療したような。。。
1981年の夏(なぜ覚えているのかと言うと、故ダイアナ妃が
チャールズ皇太子と結婚したのが丁度その頃)、
この歯が歯冠破折(歯の見えている部分(上の方)が割れる)して、
保険の使えない場所にいた私は、化膿して激痛に苛まれ、
やむにやまれず、割れてぐらぐらになった根っこの無い部分を
ぶちっと自分で抜いたのだ(無茶な!良い子は真似しないでね~)。
その後、すぐに血と膿がすっかり出てしまい、痛みがすっかり無くなり、
保険の使えない場所にいたほぼ1ヶ月を快適に過ごせたのだ
(本当に良い子は真似しないでね。感染症を発症する危険性もあるんだから)。
今考えると、無茶な事したけれど、結果オーライで細菌感染もせず、
化膿もせず、よく持ちこたえたなぁ~。その後、帰ってきて、掛かりつけだった
某大学の歯学部の病院で治療したのだ。
で、本題に戻って、クラウンを外してもらうと
やっぱり歯根破折。
やっぱり~。
先生も、「これは抜くしかないですね。」と一言。
割れたところに空洞が出来て、そこに膿が溜まるのだ。
もう、どうにも出来ない。
私、「解りました。抜歯ですね。」
先生「そうですね。で、後日抜きますか?今日抜いちゃいますか?」
私「今日抜いちゃってください!」(きっぱり!)
抜くのは怖くは無い。人の抜歯を手伝ってきたんだもん。
それに、某大学の歯学部の病院に通っていたとき、
親知らずを2本も抜いているし。
親知らずと言うと。。。豆知識。
最近の人は顎の骨が退化していて、顎が小さいために八重歯などの
歯列が乱れた人が多いけれど、実は親知らずも退化していて、
元から生えない人がいるのだとか。埋まっちゃって表面に出てこないのではなく、
もう、レントゲンで見ても痕跡すらない。
つまり、成人の歯は親知らずも入れて32本だが、初めから28本の人もいるのだ。
ちなみに、私は親知らずを入れても30本の人。丁度中間で、2本だけ親知らずが
埋もれてて、残りの2本は陰も形も無かった。
もう一つちなめば、その2本の親知らずは、どちらも横向きに埋まっていて、
しかも隣の歯を押して生えようとしているため、痛みはまだ無かったが放置できなかった。
で、元の話に戻ります。
親知らずを抜くときは、難抜(面倒くさい抜歯)で、全然表に出てきていなかったので、
切開して抜くのですが、これがまた厄介で隣の歯の根っこにくっつくように埋まっていて、
引っ張っただけじゃ抜けなくて、歯茎の中で親知らずをいくつかに割って取り出す手術だった。
使った器具は
「木槌」。。。(鏡餅じゃないって。。。顔は似てるけど)
しかも私から丸見え。目隠しなんかしてくれないもん。
で、ゴンゴン、ゴリゴリ、分割して取り出してもらいましたわ。。。
なので、ふつーの抜歯は
え?ふつーでしょ?って感じなのだ(他の人から見ると
その感性の方が異常だって。。。)。
で、本日抜歯いたしました。麻酔を打ってもらって、一応、下顎左6番(下あごの左側
前歯から6番目(奥から2番目)の歯)は根が広がっているため(根が2本あって広がっている)、
抜きやすいように2分割。
削りながら二つに分けて、前歯に近い方を先に抜く(割れていない方で、
そちらの根っこの方が細くて短かった)。ちょっと休んでいる間に、
私は自分から離れていった歯を見つめていた。
長い事、私の口の中にいた歯が、今はトレーの中でコロンと転がっているのを
不思議な気持ちで見ていた。
そして、残り半分の歯を抜く。
先生「デンタル(1歯分のレントゲン)を撮りましょう」
おおー、デンタルをここでは初めて撮るぞ~。わくわく。
でも、デンタルは昔と変わらず、フィルムを撮りたい部分の裏側に合わせ、
それを自分の人差し指で押さえ、ほっぺの外からX線を照射する。
なつかし~。これこれ。
そして、止血用のガーゼを噛みながら暫く安静に、先ほどのユニット(治療用のイス)
に座る。私の横には抜いた歯が3つの破片になって、トレーの中に。
歯が有った時のレントゲンと、実際に抜いた歯を見比べながら、
少し寂しい気分になった。じーっと見比べた。
じーっと破片を見ていた。。。
すると、別の先生が「持って帰りますか?」
私、(爆)「バレちゃいました?」
先生(苦笑)「いま、洗ってきますね。血だらけだから」
私「お願いします」
どうやら、私は置いてきぼりを食ったワンコの様に、離れたく無いモード全開で
抜いた歯を見つめていたようだ(^^;
へ、変だ!抜いた歯を持って帰るなんて変だ!と他の人は思うだろう。
私も変だと思う。これも、某大学歯学部の病院で、初めて抜歯をした時、
インターンの方に「記念に持って帰ってね」と言われて、ほぼ強制的に
お持ち帰りさせられたのが始まりだった。
以来、抜いた歯をお持ち帰りするのがお決まりだった。分解した親知らずも。
お陰で、歯科助手をしている時に、解らない事があると、その歯を出して
ここが舌側、歯根部は。。。などと密かに勉強していた。
どこで役に立つか解らないものだ。
その歯も、住んでいたアパートの火事で火葬されてしまったが。。。
かなり痛むかな?と思ったけれど、前回の歯茎を切開して膿を出した時より
全然痛まない。痛くないというと嘘になるが、激痛ではなく鈍痛。
もちろん、腫れている。ほっぺも片側。(ある意味両方腫れているが。。。
って、それは太ったからか。。。)でも、痛みはずーんとあるだけ。
良かった良かった。後は、抗生物質でむくみが来ない事を祈るだけ。
あ!鎮痛剤で胃はすっかりやられちまいましたが(前回)。
その胃も治らないまま、また鎮痛剤ですが。。。
食欲不振と胃もたれで、少しはダイエットになるかぁ~?
次は、抜いた部分の治癒を待って、その間に、どんな風にするのかの
相談だ。1 入れ歯 2 ブリッジ(抜いた歯の両脇の歯を支えにして、
抜いた部分に橋をかける) 3 インプラント うーん、またもや三択。
インプラントにしたいけれど(ブリッジは他の歯を削って橋にしなければ
いけないので)、保険は適用にならないので。。。どうしよう。。。
うーむ。とりあえず入れ歯を作って、お金が溜まったらインプラントにするか?
(いつ溜まるんだ?)またまた、小さい悩みが増えてゆくのでした~。
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