5日頃からじわじわと、食事中に痛み出した下顎左6番。
下の歯の、左側の、奥から2番目(親知らずはカウントに入れていない)。
むかーし、むかし、あるところで、神経を抜いた歯にクラウン(歯をすっぽり覆う
被せ物)をしていた歯である。
うーむ。。。物を噛むと少し痛いんだよなぁ~。風邪気味で、熱っぽいのかなぁ~。
その程度だった。
それが、日を増すごとに少しづつ痛みが増してゆく。
んー。。。熱っぽいから痛いんじゃなさそうだなぁ~。
そして9日。朝食のトーストを噛んだだけで痛い。
激痛ではなく鈍痛である。
ちょっとしたら治まったので、どうかなぁ~?と思いながら
土曜日だけれど、いつもお世話になる歯医者さんは
開いていることを確認。少しすると食事をしていないのに
痛み出した。コレも鈍痛。
9時に歯科医院が開くので、そのちょっと前に連絡をしようと
痛みの原因を考えながら暫く待つ。
考えられるのは、1、加齢により歯茎が痩せて(身体は太っても)
クラウンと歯茎との間に隙間が出来て、そこが虫歯になった。
2、歯周病で歯茎が炎症を起こし化膿している。
3、歯の根元が破折して(割れて)中で化膿している。
一番手に負えないのは3番である。
そんな事を考えながら、8時45分に歯科医院に連絡。
痛みがあることを告げ、診察してもらえるか確認。
激混みだけれど、12時になら何とか診察してもらえるとの事。
歯科医院に行ってきた。
ドクター曰く、「かなり腫れているね~。」。。。はいその通りです。
痛いときは、すぐに治療が出来ないので、大抵は痛み止めの
処置をする(虫歯の場合)。歯茎が腫れているとき(化膿しているとき)は
歯茎を切開して、膿を出して、腫れが引くのを待つ。
ということで、今回は麻酔をする旨を伝えられる。
了解、了解。ってか、麻酔してもらわないと、処置が痛くて
たまりませんわ。。。
麻酔を打って、「一年半以上前にパントマ(レントゲンのパノラマ写真)を
撮ったきりだから、新しいのを撮りましょうね」と言われ、撮影。
可愛らしい助手のお嬢さん。私よりかなり背が低いので、
レントゲンの時にするおもたーいエプロンを着せてもらったのだが、
私の肩に手が届かない(重さのせいもあります)。。。
膝を曲げて、彼女の身長にあわせたら「すいません。。。
ありがとうございます。」と、お礼を言われた。
ごめんねー、無駄にデカくて(;^^A
最近はレントゲンもユニット(診療用椅子)に付いたモニターで
見ることが出来る。進化したなぁ~。。。
ドクターが、「えっと、この歯ね」と言いながら、問題の歯を
拡大して見せてくれる。おおー、拡大も出来るのかぁ~(@@)
私が助手のアルバイトをしていた頃は、撮影が終わると、
すかさず写真を現像して(酢の匂いをぷんぷんさせながら)、
その写真を乾かして、ユニットまで持っていったものだが。。。
モチロン、拡大なんて出来ないので、デンタル(1歯分のレントゲン)も
撮って、両方を見比べながら治療を考えたものだが、今は、
かなり大きく拡大できるのかぁ~。
なんて思った途端、発見してしまった。。。
ドクターが「嫌な線が出ていますね~」
私「やっぱりですか。。。」
ドクター「はい、この線は破折の可能性がありますね~」
私「覚悟はしてきましたが。。。」
ドクター「いや、撮影時に線が写り込んだっていう事もありますから。。。」
私、「諦めましたので、割れてたら抜いちゃってください!」
ドクター「いや、出来るだけ残したいので。。。」
(そりゃ、頑張ってくれないと困るわな。。。でも、私の方は
希望を思いっきり持って、結局割れてたらショックが大きすぎます)と
心の中で呟いてみる。
歯は奥から2本、根っこが2本ある。その手前の2本は根っこが1本だ。
で、根っこが2本あるうちの一本が割れていたとして、もう一本を
残して、治療したい様子を見せるドクター。
「でも、片方の根っこが細いからなぁ~。これじゃ、持ちこたえられないよなぁ~」
と、画像を指差しながら迷いを見せる。
「いいです、割れてたら抜きましょう!」妙に潔い私。
いや、抜きたいわけじゃない。だけれど、最悪の事態を想定して、
覚悟だけはしておいた方が。。。
そんなこんなで、会話しているうちに麻酔が効いてきた。
ドクターが「腫れているところを切開しますね~」と言われ、
切りましたよ。痛みも無く。ついでに、膿も搾り出してもらいましたよ。
痛みも無く。
うがいをするときに、麻酔が効いているので、口が上手く閉じられず、
口に含んだ水をちょっと開いた唇の隙間からピューっと飛ばしてしまった。
かっこわるっ(^^;
そんなこんなで、9日の治療はここまで。
ドクターが、血が固まらない場合と痛みが激しい場合がある事を
説明してくれて終了。
っとその前に、終了を告げたドクターに「歯根破折の場合、食いしばりが
原因になる事はありますか?」と質問した。
ドクターは丁寧に「大いにあります。特に、根幹治療をした(神経を抜いた)
歯は弱くなっているので、食いしばりや歯軋りによって、歯が割れるのが
かなりの確率でおきます。スポーツ選手の多くが歯根破折しています。」との
回答。やっぱりか。。。原因は食いしばりか。。。
そう思いながら、会計を済ませ、抗生物質と鎮痛剤の処方箋をもらい
近くの薬局へ。悲劇はその時起こった。
薬が処方されるのを待っているうちに麻酔が切れてきたのだ。。。
激痛。(TT)
ってか、処置前の痛みよりずっと痛い。ってか、何倍も痛い。
泣いちゃうぞ!
激痛に耐えながら処方された薬をもらって、「すいません。麻酔が切れて
しまったので、ここで飲んでいいですか?」と確認して、すぐ服用。
お昼ごはん治療の前に済ませておいてよかった。
小一時間後、薬は効いて来て、何事も無かったかのように
普通に動けるようになりました。
その後、薬が切れると痛み出しますが、処方された鎮痛剤を飲んで
30分できちんと薬が効いてくれます。
出血もさっさと止まり、左下奥歯の傷口側の面は磨いちゃダメよと
いわれた歯磨きも、傷口に触れないようにそーっと磨いたし(ダメじゃん)。
それでも出血しなかったので、ご機嫌で、翌日消毒に歯科医院に
行って来ました。
ドクター「出血と痛みはどうでしたか?」
私「出血はすぐに止まりました。痛みは、薬が切れると痛いです」
ドクター「それは健康なんですね~」
健康。。。薬漬けの私が健康。。。
便鮮血(誤字でした。すみません)
便潜血があって毎回健康診断に引っかかり、これじゃ「不健康診断じゃん」と
毒づく私が、健康なんて言葉久々に聞いたわ。(**)
これで、13日の健康診断(不健康診断)も大丈夫ね!と思ったら。。。
今日になってむくみがひどい。。。薬の軽い(と思われる)副作用じゃん。。。
腎臓にきたんだね~(遠い目)。おまけにお腹も壊しているし(これも副作用)。。。
抗生物質と鎮痛剤は明日の朝で終わりだけれど、健康診断は明後日。
結局また引っかかっちゃうんだろうなぁ~(半泣き)。
そして、私の歯の治療はまだまだ続くのでした。。。
抜歯したら。。。入れ歯かなぁ~(TT)。
ブリッジは出来るかなぁ~。リスク高いかなぁ~。。。
インプラントは保険がきかないから、相当高額だろうしなぁ~。
悩みもまだまだ続くのでした。。。
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