基本、ブログでは政治と宗教については出来るだけ触れないことにしていた。
でも、今度はちょっと気になることが多すぎるので書いてみる。
いつも思うのだが、サラリーマンの家庭では、電気料が上がっても、
下水道料金が上がっても、子供の学費が増えても、食料品が値上がりしても、
会社に「電気料が上がったから給料上げてください」とは言えない訳だ。
「子供が幼稚園に上がったから」とか「食料品が値上げしたから」なんて
言い訳にもならない。
国にとって、本来国民は「カスタマー」で「クライアント」なんじゃないの?
つまり、税金を貰ってそれに見合ったサービスを提供する。
当然、カスタマーやクライアントの要望には出来るだけのサービスを
提供するサービス業のような気がする。
つまり、「税金が足りないから消費税を上げる」とか言う前に、
ちょっと考えて欲しいな。今の税金でいらないサービスや、
自社のコストの見直しを徹底させる。
その上で、どうしてもって言うなら、何にどれだけ使って、
どんな理由でサービス料が上がるのか、説明義務はないのだろうか?
国民を「クライアント」や「カスタマー」と捉えていれば、
女性は子供を生む機械だと発言した議員の方とかの言動が
「お客様に対して言っていい発言なのか」考えられなかったのだろうか?
考えられなかったのだとしたら、サービス業失格だな。
原爆を落とされて「それで、戦争の解決が早まった、しょうがなかった」
この発言も、被害者の方に非常に失礼で、サービス業としては
大失格な発言だと思う。辞任で済む程度の発言だったのだろうか?
私も以前役所に行くことの多い部署にいたことがある。
その時、長時間待たせて「お待たせしました」と言われたことは
数えるほどしかない。「いらっしゃいませ」と言われたことは一度もない。
電話で問い合わせをしても、丁寧に教えてくれる職員には
数えるほどしかお会いしていない。
もちろん、激務に奔走している公務員の方も知り合いにいるので、
その、仕事の激務さとか、大変さは傍から見ていても良くわかる。
それ以上の激務を要求する気は毛頭無い。
でも、一部の公務員の中には、非常にゆったりとお仕事をなさっているのを
拝見する機会も実際にあった。
以前していた業務の都合で、役所の職員と一緒に仕事をすることがあった。
何時も休憩室でマッサージ器に座って居眠りしている方、
ひとつの仕事にいったい何時間かけているのだろう。。。と
ため息が出そうになる方、そういう方が全てではないけれど、
一部いたことも事実である。
光熱費、水道代が無料のオフィスで、水道料を請求したり、
一般企業では「業務上横領」と言われても仕方が無いんじゃないかな。。。
某、議員が昨日辞任した。理由が「与党の選挙に迷惑をかけるから」
聞いてて「選挙対策辞任かよっ!」と叫んでしまった。
自分のしたこと、言動が、クライアント、カスタマーに非常に不快な
印象を与えてしまったこと、たとえ本心がそうでなかったとしても
現実にそういう印象を与えてしまったことに責任を感じて
辞任(一般企業ではクビの可能性もある)したのではないのか?
おそらく、これを読んでいる議員の方なんていないと思うけれど、
もし、どこかで目にする機会があったら、一般企業の経営努力、
社員の(サラリーマンの)家計のやりくり、そんなクライアントや
カスタマーの生活や気持ちに敏感になって欲しいと切に願う今日この頃。
「美しい国」とやらを目指す前に「国民に優しい国」を是非とも
作っていただきたいと思う。
今の日本では、たとえ生む機械と言われようと、機械にも心があって
先々の心配もして、その上で「生む決断」を出来ずにいる
「機械」とやらが沢山いることを肝に銘じて欲しい。
私は「女性は意思もあり、感情もあり、先々のことを考える知性も
持ち合わせている立派な人間」であると思っています。
決して機械と発言した方を許そうとは思いません。
それより、「女性を産む機械」と発言した男性議員に質問したいと思います。
「女性が産む機械なら男性は何なのでしょうか?」
年金は現在のお年寄りをみんなで支えるシステムですが、
私が最初に聞かされたのは、自分で払った年金が年老いて
帰ってくる「積み立て預金のようなものだ」と。
支えるシステムは構わないでしょう。でも、無駄遣いはしていませんか?
一般企業、しかも金融機関で無駄遣いし放題で、支払った年金の
記録が合ってません。普通ならそんな金融機関潰れて当然ですよね。
預金した記録がありませんので、あなたの預金残高はこれだけです。
違うと言うのなら過去の通帳も全てお持ちください。
クライアントに言う言葉だろうか?
今日はこの辺にしておきましょう。
ウケ狙いのブログが、政治に口を出してしまったことをしばし反省しながら。。。
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